着付け教室の選び方
着付けを習おうと思っている方へ
埼玉県さいたま市の着付け教室、花の衣®です。着付け教室を選ぼうと思った時、どんなポイントをチェックしたらよいでしょう。以前習ったことがある方なら、おわかりかもしれませんが、これから初めて習う方にとっては未知の世界かもしれません。
このページでは着付け教室に関する疑問に正直にお答えし、決して手前味噌ではなく習う方の立場に立って、どんな着付け教室を選べばよいか書きたいと思います。あくまでも私の考えですので、ご参考程度にお読みいただければありがたく存じます。
読み始めると「やっぱり着付けを習うのは怖いのね」と思われるかもしれません。それは、とても残念なことです。ですから敢えて最初に言わせてください。花の衣®は怖くない着付け教室を実現しました。着物を楽しみたいと思った方が純粋に習える教室です。
着付けのお免状は必要なのか?8回のお免状代!
和の習い事はお免状代が高いという印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。私もその一人です。お免状をいただくとお免状代だけでなく先生への御礼もセットだったりすることもあります。
また大手の着付け教室では、初級クラス→中級クラス→上級クラス→師範などのようにクラスが分かれていて、次のクラスに上がるたびに試験を受け、お免状をいただきます。そうしないと次のレベルのレッスンは受けられません。(違うシステムの場合もあります)
私がかつて所属していた着付け教室でも6つの階級がありました。つまりお免状代を6回払ったことになります。着付け師の資格2つを合わせると8回です。
さて、次に挙げる①から④の中でお免状が必要なのは、どのパターンでしょうか?
①着物を着ることを楽しみたい。自分が着られればよい。
タンスにお母様やおばあ様の着物があるので、着てみたい。
着物で自分を磨きたい。
和のお稽古事を始めてみたい。
お茶のお稽古のために着物を着る必要がある。
②お嬢様や友人に着物を着せてあげたい。
成人式を迎えるお嬢様に振袖を着せたい。
お正月に親戚に着物を着せてあげたい。
友人に着物を着せてあげて一緒に出かけたい。
③仕事として着物を着せたい。
美容室でお客様に着物を着せたい。
結婚式場や写真館で着付け師として働きたい。
④着付け講師になりたい。
自宅で着付け教室を開きたい。
大手着付け教室の講師になりたい。
答えは④の中の「大手着付け教室の講師になりたい」だけです。
え?と思われましたか?③と④の場合は必要と思われている方が多いかもしれませんが、実は必要ありません。必要なのは確かな技術力だけなのです。美容室や写真館、結婚式場で着付けの仕事をする場合でも、お免状の有無を確認されることは99%ありません。もし、あったら残りの1%と思って、お許しください。ただ実態はこうです。
お免状あり→技術力あり→着付けの仕事できる
お免状あり→技術力なし→着付けの仕事できない
お免状なし→技術力あり→着付けの仕事できる
お免状なし→技術力なし→着付けの仕事できない
当たり前なのですが、着付けの仕事をさせていただけるかどうかは、お免状の有無とは全く関係なく、技術力のあるなしにかかっています。お免状を持っていても仕事ができる技術力がなければ、着付け師にはなれません。
唯一お免状が必要なのは、大手の着付け教室で講師をしたい時です。ただ、お免状をいただいても講師になれるかどうかは、その団体の状況によります。直属の教室の講師は古株の先生がたくさんいらっしゃいますから。
また自宅で開講講師になる場合も開講の費用がかかる場合もあるようです。開講支援をしていただけるところもあるようですが、全くないところもありますので、調べる必要があります。
団体に所属せずに個人で着付け講師になる場合は技術力があれば問題はありません。
それでも、資格が欲しいという場合は、「着付け技能検定」を受けるとよいでしょう。花の衣®着付け教室では着付け技能検定に即した指導もしており、生徒さんから合格のご報告をいただいています。
着付けを習うのにどんな費用がかかる?
何のお稽古事でもそうですが、レッスン料以外にも費用がかかる場合があります。一般的には次のような費用が考えられます。(花の衣®着付け教室でかかる費用は、レッスン料と入会金のみです)
レッスン料(これは当然ですが、1年分一括などという場合もありますので、ご注意ください)
入会金(最初に1度だけなので問題ありません)
施設維持費(月々かかるのでレッスン料に上乗せして考えましょう)
お稽古に使う着物などのレンタル費(振袖・袴・丸帯などを使うとその都度かかる場合もあります)
お免状代(これは何度もかなりの出費です)
試験料(お免状代とは別です)
着付け小物の代金(指定の着付け小物でないと不可の着付け教室もあります。市価の3倍の値段のこともあります)
指定の帯や着物の代金(本当はどの着物でも帯でもよいのですが、指定するところもあるようです)
イベント参加費(ホテルでの新年会費や発表会の会場費、お出かけの費用などです)
レッスン料以外の項目がかなり多いですね。花の衣®着付け教室では、レッスン料と入会金以外は全くかかりません。
着付け教室選びのポイントは?
*余分な費用がかからないか。(前述のとおり、お免状が必要かも含めて検討してください)
*学びたいことが合理的に学べるか。(「ここから先は上のクラスに行ってからね」では、理想的な学びとは言えません)
*求める技術力が身につくか。(きれいに着られるようになるかはとても大事。仕事で着せたいなら、プロとして通用する技術力がつくのかは要チェック)
*個別レッスンかグループレッスンか。(どちらにもよさがあります。自分のペースで無駄なく、きめ細かく習いたいなら個別レッスン、仲間と楽しく学びたいならグループレッスン)
*営利目的の着物販売がないか。(業者との提携がないかもポイント)
*振袖・袴等の無料貸し出しがあるか。
*手持ちの着物や小物でレッスン可能か。
*希望の方はお道具フリーレッスンができるか。
*レッスン料の納入方法(一括なのか月々の支払いでよいのか)
*レッスンの振り替えができるか。
*講師の技術力、教え方、講師との相性。
皆さまがご自分にぴったりの着付け教室に出会えますように。
花の衣®着付け教室は生徒さん目線で、生徒さんの立場に立ってつくった着付け教室です。
花の衣が実現した10のことをご覧いただければ幸いです。